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医療法人社団 仁慈会
安田病院
725-0012
広島県竹原市下野町3136
0846-22-6121(代)
0846-22-6021(FAX)
西3病棟  0846-22-6123
西4病棟  0846-22-6124
健康管理センター
0846-22-6213  
介護老人保健施設まお
0846-22-3007  
訪問看護ステーションさくら
0846-22-6122  
仁慈会居宅介護支援センター
0846-22-0910  

理事長 安田克樹

  当院のある竹原市は人口約3万2千人の瀬戸内海に面した、農工商漁業のバランスのとれた気候も温和、人情も温厚で静かな、歴史と文化の公園都市です。池田勇人元総理、池田行彦元外務大臣父子、古くは頼山陽の出た所です。安芸の小京都、瀬戸内の公園都市とか車で15分のところに広島空港が開設されてからは空と海とのインタークロスシティとも呼ばれています。

  主要医療園は当市と周辺四町の1市4町で構成され人口は約6万人です。市内には当院以外に一つの精神科の病院と二つの一般病院(42床と80床)があります。

  平成4年3月31日に、当時入院患者の地元依存率が約35%であったのを憂い100床の一般病院として開院しました。地元依存率を30%アップするという大それた目標を持ったこともあり100床の病院にしてはかなり重装備でカラードブラー、トレッドミル、MRI、循環器撮影装置、IABP、手術用顕微鏡等整備して内科、消化器科、循環器科、外科、整形外科、脳神経外科、理学診療科を標榜しました。

  開院後、脳神経外科や整形外科の急性期を脱した患者比率が48%あることから、病棟一単位48床を療養2群入院医療管理(−)にしました。これにより急性期と慢性期にはっきり別れた、いわば機能別病棟となり合理的で効率も良く利用者、職員ともに好評です。開院後の入院患者の地元依存率は約50%で、15%アップに過ぎず、規模による限界との認識から平成9年5月1日90床増床して190床となり、診療科も呼吸器科、耳鼻咽喉科、泌尿器科及び麻酔科を新設し合計11科になりました。ちなみに平均在院日数は急性期病棟(110床)が16.9日療養型病棟(80床)が93.8日です。

  現在、人工腎センター、健康管理センター(政管健保、公立学校共済、市町村職員共済等の人間ドック指定)、訪問看護ステーション、仁慈会居宅介護支援センター、通所リハビリテーション、ヘルパーステーションを併設しています。また平成14年1月に老人保健施設「まお」72床を併設しました。

  医療制度の変革は急速で、今後どうなるのかと将来像を模索するのに懸命ですが、急性期特定病院、地域医療支援病院、一般病院、療養型病床群、単科の専門病院、小規模入院施設、無床診療所(かかりつけ医)が個々の特徴を活かしつつ『エゴ、対立、競合』から脱皮して『愛、調和、互恵』をベースに連携を強化した形での圏域総合医療供給体制が浮かんでくるようになりました。医療施設も社会資本であるとの認識も市民権を得つつあり、待ちの医療から出かける医療へとか、医療はサービス業であるとか、プロダクト・アウトからマーケッティング・インへと予想外の速さで圏民の中に浸透、融和してきており、医療側と受診側が共通の認識を持って理想的な医療像を追及して行ける環境になってきたと感じるのは私の誤りでしょうか?

  世は本物だけを求める時代になった。医療制度の模索よりも受診者側に立っての真の医療の在り方を探求、実現することに情熱を傾注しようと心新たにしているところです。






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